坂路調教で出走メンバー中上位タイムは好走するのか?人気薄178頭が好走した調教タイムは何秒?

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坂路調教とは?

JRAの説明から見てみましょう。

傾斜がつけられた調教コースで、1985年に栗東トレーニング・センター、1993年には美浦トレーニング・センターに作られた。馬場材にはウッドチップを使用している。平坦なコースと比較してスピードが遅くても運動負荷をかけることができ、脚にかかる負担を減らすことができるのがメリットの1つ。坂路コースでの反復調教を繰り返すことで、心肺機能や後肢の鍛錬になる。

JRAホームページより

坂路調教を何回も走りこんでいる馬は、脚力や心肺機能を高めると同時に、瞬発力も鍛えられていると思われます。

実際のレースではゴール手前に坂があるコースがほとんどなので、坂路が苦手な馬にとっては欠かせない調教コースではないでしょうか。

また、栗東トレセンと美浦トレセンでは、栗東トレセンの坂路コースの方が傾斜がきついです。

特に急坂なのが阪神競馬場なので、コースに対応した調教コースが設置されているようです。

このことが「関西馬が有利!」ということに繋がっているようです。


坂路調教の標準タイムは?

一概には言えませんが、栗東なら4F 53.5、美浦なら4F 53.7くらいと言われています。

あくまでも標準ということで、好走するためには最低これくらいのタイムが出せていないと厳しいのではないでしょうか。

Gクラスのレースでは、坂路タイムが49秒、50秒、51秒台の競走馬が沢山います。

標準タイムをクリアしてるかどうかではなく、出走メンバー中で調教タイムを比較することが重要です。


坂路調教上位で好走した人気薄の馬は?

2022年1月~馬券圏内に好走した5番人気以下の馬

坂路調教800mのタイムで比較

  • 49.0~51.9秒 35頭
  • 52.0~52.9秒 54頭
  • 53.0~53.9秒 89頭

5番人気以下好走馬178頭の複勝率

「31.62.85.1258」複勝率 12.3%

複勝率で診ると非常に少ないかもしれませんが、これまでに終了したレース数が458レースなので、約3レースに1頭は5番人気以下で調教タイムの良かった馬が好走しているというこになります。


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2/13 の全レースで比較

2022年1月~馬券圏内に好走した5番人気以下の馬

小倉

  • 1R 3着 7番人気ミティエラ 51秒台
  • 7R 3着 7番人気エニシノウタ 53秒台
  • 9R 3着 7番人気ワーフデール 51秒台
  • 10R 3着 10番人気レアシャンパーニュ 53秒台
  • 11R 1着 6番人気ビオグラフィー 51秒台

阪神

  • 4R 1着 5番人気エルデスペラード 51秒台
  • 5R 2着 9番人気メイショウソラフネ 52秒台
  • 9R 1着 10番人気タイセイグラシア 51秒台
  • 11R 2着 8番人気タガノディアマンテ 51秒台
  • 12R 2着 12番人気グレートバニヤン 51秒台
  • 12R 3着 6番人気ローウェル 51秒台

東京

  • 2R 3着 7番人気ミエノアッパレ 52秒台
  • 3R 1着 5番人気アプサラー 53秒台
  • 10R 2着 8番人気ケイアイターコイズ 51秒台
  • 10R 3着 7番人気サンライズラポール 52秒台
  • 11R 3着 8番人気ビーアストニッシド 53秒台

 

この日1日だけでも16頭の好走がありました。

ここで大事なことは「追切タイムで判断しない!」ということ。

追切タイムが一番良ければそれはそれで判断材料になりますが、ここで示した調教タイムは、追切タイムを含めた過去2週間の坂路調教で一番良かったタイムで検証しています。

また、馬ナリ、一杯などの調教脚質もチェックすることが重要です。

同じ坂路調教でも、馬ナリの52秒台と一杯に追っての52秒台とでは、馬ナリの方がまだ余力があると判断できます。


まとめ

坂路調教タイムがいかに重要かということがお分かり頂けたのではないでしょうか。

当然、好走するためには他の要因も沢山ありますが、調教タイムというのは直近の馬の状態を判断する好材料です。

例えば、5レース連続で馬券圏内に好走していても、調教で時計が出ていない馬は万全の体制ではない?という判断ができます。

逆に、今まで54秒以上の時計しか出ていない馬が、51秒台や52秒台を出している場合は、過去の着順に関係なく好走の可能性大です。

また、中には調教がいつも軽めで格下馬より時計が出ていなくても好走する馬もいます。

そういう馬は戦歴をしっかりとチェックすることが大事です。

各指数が低い馬でも、調教タイムが良ければ十分に好走する可能性があるという事実を理解することも、的中への近道ではないでしょうか。